2009年 08月 02日
宮崎鉄魚愛好会 鳴子の獅子の巻 2009/08/01 |
鉄魚の聖地 魚取沼を目に収め
心地よい疲れと満足感を楽しみながら
中羽前街道を下り国道47号を北上して鳴子温泉へ
宮崎鉄魚愛好会さんで活躍する
鳴子の獅子 高橋さん
を訪ねました
とにもかくにも
なんとか昼を回ったころには魚取の森を抜け林道に帰還
よくやったぞ、オレ
などとゆっくりしている時間はない・・・
この日訪問を予定していた
宮崎鉄魚愛好会 高橋さんは
良質温泉で有名な鳴子温泉に住み
ご無理をお願いして
午後いちばんの予定を3時に変更してもらった
これ以上 遅れるわけにはいかない
すぐさま着替えてくいくい号スペシャルに乗り込むと
中羽前街道を下り、国道47号を北上
一路、鳴子温泉へ
初めての道 初めての景色
気ままに楽しみたいのはやまやまだけど・・・
ゆっくり楽しむ余裕はない
もう一度来られるだろうか
とネガティブなドライブ
そうだ、オレ、なにも喰ってねえや
時間は午後2時を回っている
なんとか3時には間に合うだろうと目星がついたところで
あら・伊達な道の駅へ立ち寄り
こんな時は豚肉喰いてぇ
と気持ちが通じたのか・・・あるではないか
旨そうなのが
天神の豚丼
もちろん大盛り
もう一杯いきたいところだけど時間がない
玉こんにゃく で我慢
でも元気出た!
さてさて
鳴子温泉も中心街にはいると間もなく
高橋さんのお宅に到着
お忙しいところありがとうございます
仕事を中断して気持ちよく迎えていただき
さっそく鉄魚を見せてもらいました
部屋付きのタタキの中では
うぅむ・・・
緋色の大きいのはどうやら金魚伝来らしい
そして
事務所の中には
すばらしく鉄魚の水槽群
これらは正真正銘の鉄魚
うぅむ・・・
すばらしい!
別の部屋にも
ほぅ・・・
鮒の仲間というのが第一印象
だけど
今まで野で接した鮒の中では見たことない顔つき
美しい!
これが 鉄魚かぁ・・・
そして
鉄魚以上に目が点状態に見入ったのがこれ
うっ!
なんだこの水槽は!
白変、黄変アルビノは判る
というか
それだけでも珍しいのに
なぜだろう、とても気になる
気になりますか
と 高橋さん
はい、鉄魚もすごいけど なんでしょうか?
実はこの水槽
変わり鮒が入っているという
アルビノはもちろん
鮒好きの目にとまったものは
青 ブ ナ
そして
透 明 鱗
すべて高橋さん自ら釣りあげた鮒たち
おぉ!
す ば ら し い !
他愛のない鮒たちへの感性
それだけではない自然に対する興味
まるで・・・オレ?
そっくりじゃん!
当然、話が弾んでしまった
とても楽しい!
高橋さんによると
付近の山の中には鉄魚や変わり鮒が生息する野池があるという
不思議な話だった
魚取沼にしろ
高橋さんの説明する山の中にしろ
野に住む鮒たちが
どうして山中の池に分布したのだろうか
人為的分布なのか
いやいや、何か不思議な自然のトリックか
池の誕生から調べたらおもしろい!
あぁ、オレがここで生まれたらたいへんだったなぁ
それにしても楽しいなぁ
魚取沼を目に収め
鮒の魅力が判るたのもしい方にめぐり会えた
行ってみますか? 秘密の池へ
はい? いいんですかっ!
高橋さんの運転で山道を駆け抜ける
まるで躍動する獅子のよう
そう
鳴子の獅子
そして こんな山の中に?
この池でアルビノや青ブナ、透明鱗を釣り上げたという
神秘の池というには大げさかもしれないけど
鮒好きにとっては宝の池だ
高橋さんが尊敬している洞川院の御坊にも会わせてていただいた
寺社作り、漆の美しいお寺
あぁ、ゆっくり見たかった・・・
特に六角堂 すばらしいです
(見とれて撮影を忘れてしまったくらい)
そうそう
寺に住む 秋田犬 ハク
彼にもとても仲良くしてもらった
若犬だけど 久しぶりに秋田の重量感 堪能しました
高橋さんが寄贈した鉄魚、青ブナも飼われている
キンなのかなぁ 不思議な風合い 色合い
野をめぐり 御坊を訪ね
そして
素朴なラーメンをごちそうになりました
ごちそうさまです
気がつけば午後8時になっていた
この日はホテルに宿泊だったのだけど
(この旅一番のぜいたく)
そんなこともすっかり忘れ
存分に楽しかったです
高橋さん
またお会いしたいです
ゆっくりとじっくりと
ありがとうございました!
by tamakin-ojisan
| 2009-08-02 10:00
| 鉄 魚