2003年 11月 02日
玉サバ紀行2003 新井市のみなさん |
HP掲載当時の原文を優先していますが
若干の校正・手直しを行いました。
(2012)
「いーね、あらい、人と緑と雪のまち」
新潟県新井市(現・妙高市)。
里山保全活動のHIROさんや長沢地区の養鯉業者さんが
玉サバの産地として始動しました。
新井市在住のHIROさんと仲間達が
深山(みやま)の自然と玉サバを守る会を結成。
新井市山間部寸分道(すぶんどう)地区の
休耕田を利用して
玉サバや錦鯉を殖やしています。
育成した玉サバたちは
幼稚園へ配られたり、
道の駅あらいなどで販売され、
収益は林道整備などに活用されます。
また、地元養鯉業者さんの協力も得て
玉サバの新天地を目指し
今後の玉サバ産地として注目です。
HIROさんは急なお仕事のため
お会いすることができませんでしたが、
仲良しの高橋さん親子に
新井市の玉サバを案内していただきました。
HIROさんからいただいた新井市の風情です。
とってもいいところですよ。
旅の出発となった道の駅あらい
早朝、道の駅あらいで
高橋さん親子と待ち合わせました。
さすが産地、
錦鯉もおみやげに並びます。
(販売の画像はHIROさんにいただきました)
なんと
玉サバはボトル入りで販売。
おもしろ~い!
価格もお値打ちでお土産として人気商品です。
(現在は袋入り)
11月初め道の駅あらいで開催される
くびき野うんまいもん祭
おいしいものがい~っぱい
玉サバもい~っぱい
仕事でお留守のご自宅にオジャマし
奥様に飼育魚を見せていただきました。
野池から上がったばかりの当才魚たち
野池育ちの不思議な金魚
竜眼のような出目オランダ?
錦鯉とともに玉サバにも育成する阿部さん。
貴重な福ダルマも伝承することに。
責任重大な鯉師・玉サバ職人さんです。
残念ながらご主人が不在でした。
奥様登場
福だるま発見!
錦鯉一杯!
(洲三男名人)
鯉とともに玉サバを始めた大野さん。
人里離れた寸分道。
HIROさんたちは休耕田を利用して
錦鯉や玉サバを育成しています。
野立
(野池で育成すること。「立てる」とも言います)
は愛鯉家の楽しみ。
春から秋にかけて放育し、池上げ後の出来栄えを楽しみます。
野池を案内してくれる高橋さん親子
みんなじっくり覗いてしまいます。
寸分道の田圃は収穫後も水を抜きません。
乾燥させてひび割れると
地滑りの危険があるそうです。
画像ではわかりにくいですが、
と~っても急斜面です。
なんと、メダカも生息!
自然分布とのことで
貴重な純粋種です。
HIROさん提供2003池上げ風景
2004年たま金も寸分道の野池を借りて
玉サバを育てます!
エサくれ(毎日のエサやり)は
公営宿舎深山の里の
ご主人阿部さんが引き受けてくれます。
高橋さんの家にオジャマして越冬池を見せてもらいました。
水は常に注水されています。
雪国での飼育はたいへんですね。
メイン池にいた巨大なサバ尾40㎝UP?
デカッ!
新井市役所ロビーには
大きな玉サバが入った水槽があります。
市役所を訪れる方の人気者です。
機会があったら覗いてみてくださいね。
高橋さん、長時間ありがとうございました!
新井市のみなさん、
ご協力ありがとうございました。
玉サバ応援隊
新井市の情報は あらい○得120% がお勧めです。
http://www.arai120.gr.jp/index.shtml
by tamakin-ojisan
| 2003-11-02 03:25
| 玉サバ紀行2003