2012年 06月 29日
ねこやよろず堂 |
名古屋某所にてこっそりひっそり
いろいろ妖しげなもの…が並んでおります。
梅雨晴れの午後
ねこやよろず堂さん
に行ってきました。
無粋な男に
アンティークなどと云う
お洒落な言葉が似合わないことなど
十二分に判っているのですが
昭和のいちばんいい時代を過ごしてきたのですから
記憶の片隅に印象された
文様や色合い、
繊細でいて無駄な
直線や曲線
など
アナログな時代を懐かしく思いますね。
昭和の時代
高度成長期に失ってしまった
大正文化の感性にあこがれ
様式や色彩など
大正ロマンと云う価値観が楽しまれていました。
そして、今
昭和の風景を懐かしみ
昭和の懐古がひとつの文化
として注目され、映画が作られたり
昭和レトロ
などと呼ばれながら
昭和を知らない世代にも親しまれております。
さて
いわゆる
昭和もの
にはやはり心惹かれるものがありまして
昭和が終わらぬ昭和の時代から
気に入ったものを機会あるごとに集めたりしているのですね。
ラムネの小袋やキャラメルの箱
エルビーの瓶…
放置していれば失われてしまう価値のないもの
残しておこうと思いつつも見逃して
いつの間にかなくなってしまった苦い経験を重ね
こっそりしまいこんでいるのです。
ブームに左右されるような気持ちはありませんが
ちょっと前までは普通にあったのに…
だから、残しておこう
・・・的な
単純な動機が起源なのでありますが
ついつい深入り過ぎるのも
やっぱり性なのでしょうねぇ。
ブリキの金魚もそのひとつでして
ねこやよろず堂さんは
オキュパイドものを
クオリティの高いまま譲っていただいたことがご縁です。
梅雨晴れの昼下がり
それじゃ、行ってみっか
とばかり出かけてみました。
ねこやよろず堂ブログ
↑
あまりひんぱんな更新ではありませんで
お店のCMも積極的ではありませんが
ハイクオリティなお店です。
訪問は初めてでナビ便りの行程ですが
付近は何度か行ったことがありますので
地の利がないわけではありませんし
営業時間は午後から…と云うことですので
まぁ、あわてることはありませんや。
今日はのんびり
いいもの探そう気分…で出発。
5分ほど歩いたところにある市営駐車場に車を入れ
散歩気分で歩いて向かいました。
へぇ~
タイルのステキな造りですね。
タイルと云えば子供のころ
とある民家の裏手にタイル捨て場でありまして
よく拾いに行きました。
どれもこれも同じようなものなのに
これがステキだ、こっちのがステキだ
…と選んだものですね。
さぁ、いきまっしょい
ん?
くぅ!
・・・って
不在のようですねぇ。
まぁ、事前にブログを拝見して
こう云うお店だと思っていましたから
がっかりもせず
1時間余りブラブラしながら時間をつぶして
ねこやさんのご帰還とともに入店しました。
うわぁ~・・・
金魚的な空間?
連れて帰ってよ
ん? N?
・・・そ、そうなのぉ~
すてきですねぇ
つたないポケットカメラでは
店内のステキな雰囲気が伝わらないと思うので
ねこやさんのPick up 2010 で
Rusbyのメロディと不思議な空間をご堪能ください。
ブリキの金魚は
浮きものと笛をひとつずつ発見!
あぁ 楽しい昼下がりでした。
お持ち帰り
オキュパイドな灰皿
ティラピアのような顔つきですが
開き尾なところはやはり金魚なんですなぁ
ブリキの金魚 浮きもの
腹面はなんと
カニになっているのだ!
ブリキの浮きものではよくあるんですがね
プリントの合わせ技がおもしろいです。
ブリキの笛
小さいんですねぇ
今だったら
飲み込んでしまいそうな危険な玩具指定?
ヘッドベース・胸像の娘
連れて帰ってよ・・・
…は、はい
この子は
プロトタイプというか
製品見本だったようですね
ねこやさんの解説では
製品よりも丁寧な作りだそうですよ
ん?N?
おまけでいただきました
「金魚}
「き」でも「K」でも・・・ないのね
ポーズ人形
こちらもおまけでいただきました
けっきょく
ちょっとした福ダルマ級の買いものになってしまい
反省しつつもしっかりリフレッシュ!
癒された昼下がりでした。
by tamakin-ojisan
| 2012-06-29 21:37
| たそがれ